季節を分ける区切り【節分/せつぶん】雑節

季節を分ける区切り【節分/せつぶん】雑節

「鬼は外〜福は内〜」

2022年2月3日「節分」の今日、日本中で、もしかすると世界中のどこかで豆まきの声が聞こえていることでしょう。

本来、節分は季節の変わり目にあたる立春・立夏・立秋・立冬の前日を指していて一年に四回訪れます。旧暦では2月頭の立春の頃が一年の始めとされ大切にされてきましたので、節分といえば立春の前日を指すようになりました。

窓から外へ2回「鬼は外〜」、窓を閉めて内へ2回「福は内〜」。次は玄関から外へ2回「鬼は外〜」、玄関を閉めて内へ2回「福は内〜」。ウチでは犬を飼っていて、消化が良くない豆を犬がたくさん食べてお腹を壊さないように、内にまいたものは急いで拾い争奪戦です。(犬にも一粒福豆を)賑やかな豆まきとなります。動物を飼っているお宅はどのように豆まきをされているのか、気になるところです。

「年の数+1」?

皆さんは福豆をいくつ召し上がりますか?「年の数+1」?

子どもの頃はたくさん食べられる大人はいいなと思いましたが、いざ大人になってみると福豆ばかり大量に食べられるものではないと実感。恵方巻きもいただくので、バリバリの次は黙々豆とお寿司でお腹が膨れそうです。それでも無病息災を願ってせっせと福豆を口に運びます。

何歳まで「年の数+1」を食べることができるのか、福豆は日を分けて食べてもいいのかな?とたくさん食べられなくなるまでに今知りたいことのひとつです。

皆さんの旧暦の一年のはじまりが、健やかで笑い多きスタートでありますように・・・・・